日常はいつか、、、

救急の日に考える、いざという時の「命を守る準備」 9月9日は「救急の日」。日々の生活の中で、私たちは健康や安全に気を配りながら暮らしていますが、もしも予期せぬ事態が起きたとき、どれだけ冷静に対応できるかが大きな違いを生むことになります。 救急の日を迎えるにあたり、命を守るために大切な「救急対応」の準備について考えてみませんか?今日はその大切さを、改めて見直してみましょう。 「救急」とは、ただの応急処置ではない 救急というと、すぐに思い浮かぶのは「事故や急病でケガをしたときの応急処置」や「心肺蘇生法(CPR)」、そして「AEDの使い方」などかもしれません。しかし、救急対応にはそれだけでなく、事故を未然に防ぐための準備や、もしもの時に冷静に行動するための心構えも含まれます。 たとえば、日常的に大きな事故や病気に見舞われることは少ないかもしれませんが、いざという時にどう対応するか、冷静に考えて行動できるかどうかが、命を救うカギになります。そのためには、いくつかの「準備」が必要です。 「もしも」に備える、家族で話し合おう 事故や災害、急な体調不良など、予期しない出来事が起きた時、家族全員がどう行動するかを決めておくことが、命を守るための第一歩です。「危機管理」を家庭内で話し合い、備えをしておくことが大切です。 例えば、もしも誰かが倒れてしまったときにすぐに心肺蘇生(CPR)ができるよう、練習をしておくこと。AEDの場所を確認し、使い方を学んでおくこと。そして、家族で「もしもの時にどうするか」を決めておくことで、いざという時に冷静に対応できます。 具体的に、家族で決めておくべきこと: 学校行事と「救急」の準備 特に運動会や発表会、遠足などの学校行事では、予期しない事故が発生することがあります。運動会では転倒や接触によるケガ、遠足では不慮の事故が起こりやすいです。こういった場面でも、救急の準備は欠かせません。 「救急の日」にできること 救急の日は、ただ「急病や事故」のことを考える日ではありません。日常生活の中で、いざという時に冷静に対応できる準備を整えておくための大切な日でもあります。 命を守るための準備を始めよう 9月9日「救急の日」をきっかけに、家族と一緒に救急対応の準備を整えてみてください。命を守るための準備は、誰にとっても大切なことです。 事故や急病、災害などが起きた時に、冷静に行動できるかどうかは事前の準備によって大きく変わります。普段の生活の中で、小さな準備を積み重ねることが、いざという時に命を守る力になるのです。 自分の命、大切な人の命を守るため、今からできる準備を始めましょう。

法人登記手続きを行っています。

現在、公証役場での認証を終え法務局での手続きを行っています。 登記申請した日にち(9月1日)が設立日になるため、HPや各種サイトではすでに一般社団法人としての表記をしています。 重ねて、定款も組織運営情報より確認ができます。

安心して参加できるイベントに。

「最低で最悪な前代未聞」と聞くと、あなたはどう感じますか? その言葉に、不安や心配を感じるのは当然です。私たちがイベントの安全を考える際、その「不安感」を無視してはいけません。その「不安感」をしっかり受け止め、それを計画に落とし込むことが、実は一番大切なことだと考えています。 イベントメディックは、この不安感を大切にしている団体です。 私たちは、過去の経験から学び、すべてのイベントが「大丈夫」だと安易に考えるのではなく、常に「最悪の事態」を想定して計画を立てています。イベントが無事に終わることを祈るだけではなく、万が一の事態に備えて、具体的な対応策をしっかりと準備することが必要です。 「何事もなく開催できた」という考え方、もう見直すべきでは? これまでに無事に開催できたイベントも、偶然うまくいっただけかもしれません。実際に救護体制や安全対策を後回しにして、「これまで大きな問題がなかったから」と安堵してしまっていませんか? 確かに、警察や警備の体制はしっかりと整備されていることが多いでしょう。しかし、「消防」と「救護」の連携は本当に十分ですか? 消防がいれば救護は必要ない、という考え方は危険です。警備体制がしっかりしているからといって、救護体制を軽視することはできません。特に救急搬送の対応に関しては、消防と事前に念入りに調整を行い、救急車の誘導や動線についても、「主催者」「警察」「警備」「消防」「救護」が共通認識を持つ必要があります。 「消防が計画してくれるから大丈夫」と思っていませんか? 実際、イベント主催者から「消防が計画してくれるから問題ない」と聞くことがあります。しかし、これは大きな誤解です。本来、その計画は主催者や救護担当者が行うべきものなのです。 救護活動は他の業務と同じように、事前にしっかりと計画を立てて準備をしておくことが重要です。「消防がやってくれるから」と考えるのではなく、イベントを主催する側が、自らの責任として救護体制を考え、事前にしっかりと消防や警備と連携を取る必要があります。これをおろそかにしてしまうと、緊急時に素早い対応ができず、最悪の場合は命に関わることにもなりかねません。 花火大会の準備と同じように、イベントには何ヶ月もの計画が必要です。 例えば、夏の風物詩である「打ち上げ花火」を思い出してください。あの一瞬の大輪の花火を打ち上げるためには、何ヶ月も前から準備と計画が行われます。花火師は、天候、風、火薬の量、打ち上げ位置、安全確認など、すべての要素を計算し尽くしているのです。それに比べて、イベントの安全対策が「大丈夫」と安易に考えられていることが多いのではないでしょうか。 すべてのイベントにおいて、担当者がそれぞれの準備を怠ることなく、細部にわたる計画を立てて初めて、成功裏に終わることができます。何ヶ月も前から準備を重ねることは、花火師と同じように、万が一の事態に備えて最善を尽くすために必要なことなのです。 最悪の事態を想定し、安全な活動を実現するために。 私たちイベントメディックは、最悪の事態を想定して計画を立て、その計画を実行するために、全力で取り組んでいます。「最低で最悪な前代未聞の事態」を想像し、そのためにどのような準備をしておくべきかを考え、それを実行に移しています。 そして、私たちの活動の最終目標はただひとつです。それは、**「安全安心な最高の活動」**を提供すること。私たちは、すべてのスタッフが一丸となって、その目標を実現するために尽力しています。 明石の花火大会の事故を繰り返さないために。 あの悲しい事故を二度と繰り返さないために、私たちは日々、計画の見直しと改善を行っています。どんなに大きなイベントでも、危機管理を怠れば、予期しない事故が起こり得ます。そのためにこそ、私たちはイベントごとに事前の準備を徹底し、常に最新の知識と技術を駆使して対応しています。 計画を見直す、その勇気を持ってください。 最後にお願いがあります。今一度、あなたのイベントの計画を見直す機会を作ってください。 何事もなく終了したからといって、それが「成功」だとは限りません。万が一の事態に備えることこそが、本当の意味での「成功」に繋がります。 私たちイベントメディックは、あなたと一緒に安全なイベントを作り上げるために、全力でサポートいたします。「最低で最悪な前代未聞」の事態を想定し、それに対応する計画を立てることが、安全で安心なイベントを作るための最初のステップです。 私たちと一緒に、最良のイベントを作りましょう。

SNSアカウントについて

日頃より本団体の活動へご理解、ご協力並びにご支援いただき感謝を申し上げます。現在、本団体の名称や類似する団体が確認され多数のお問い合わせを頂いております。 皆様へ、正確な情報をお届けするために以下の通り、アカウント名を記載させていただきます。<以下に記載がないアカウントは「本団体とは関係ありません」のでご了承ください。> X(旧:Twitter)救護:@event_medic_基金:@dscsfund Instagram救護:@event_medic_基金:@dscsfund Threads救護:@event_medic_ TikTok救護:@event_medic_

命を守る運営計画

― 危機管理なきイベントに、未来はない ― 華やかなステージ、活気あるブース、笑顔あふれる参加者…。イベントの表側がどれほど成功して見えても、「裏側の安全対策」がなければ、それはただの“危険な集まり”です。 特に近年、イベントに求められるのは「楽しさ」だけでなく、「安全性」と「危機対応力」。運営計画に“危機管理”が組み込まれているかどうかが、主催者の責任と信用を決定づけます。 なぜ今、危機管理が最重要なのか? 日本国内外を問わず、イベントでの事故やトラブルは年々多様化・複雑化しています。 これらは「起こるかもしれない」ではなく、「起こる前提」で備えるべきです。そのためには、イベント開催前から包括的な危機管理計画を立て、あらゆるリスクに対応できる体制が求められます。 消防・警察の許可が下りない理由とは? 消防署や警察署は、イベントに対して以下のような観点から審査を行います: 🔥 消防署のチェックポイント 🚓 警察署のチェックポイント 計画が曖昧だったり、リスク対策が不十分だったりすると、これらの許可は下りません。つまり、適切な運営計画がなければ、イベントそのものが開催不可能になるのです。 救護体制を整えることは“命のライン”を守ること どれだけ安全に配慮しても、イベント中に体調を崩す人、怪我をする人は必ず出てきます。そのとき、**迅速かつ的確に対応できる「救護体制」**が整っていなければ、命に関わる事態にもなりかねません。 救護体制に必要な基本要素 これらを事前に準備しておくことで、「予期せぬ事態」が起きたときにも落ち着いて対応できる体制が整います。 イベントメディックも“運営計画”の有無を重視 実際、イベントメディックに依頼を出す際も、しっかりとした運営計画の提出が求められます。なぜなら、彼らは単に「その場にいるだけ」で役割を果たすのではなく、イベントの導線・人の流れ・責任体制・緊急連絡網などを事前に把握することで、はじめて機能する専門職だからです。 そのため、計画が未整備なイベントについては、本団体の審査にて断るケースもあります。これは主催者側の準備不足が、「参加者の命を守れないリスク」に直結するからです。 危機管理も“魅力のひとつ” 「万が一」に備えることは、イベントの信頼性を高める要素です。たとえば、公式サイトやパンフレットに、 当イベントでは、救護所・AED設置・緊急時対応マニュアルを完備しています。 と記載されていれば、参加者やその家族は安心して足を運べるでしょう。また、企業や自治体からの協賛・後援を受けやすくなるなど、リスク管理は信頼構築にもつながります。 「楽しさ」は、「安心」があってこそ成り立つ イベントの魅力を最大化するためには、「安心・安全」を土台とした運営計画と危機管理体制の構築が不可欠です。 警察・消防の許可を得ること、救護体制を整えること、そして緊急時に備えたシミュレーションを行うこと。それらは、「楽しさ」を守るための“もう一つのステージ”なのです。 ▶ 主催者の皆さまへ 運営計画はただの書類ではありません。それは、命を守る設計図であり、専門家とつながるための鍵でもあります。 救護スタッフ(イベントメディック)もまた、運営計画があってこそ、現場での適切な判断と対応が可能になります。「命を守る体制が整っている」ことが、イベント成功の最低条件だという意識を、今こそ持つべきです。

うっかり、しっかり。

梅雨の季節、そして雨の日に考える「確認」と「安心」の大切さ もうすぐ梅雨の時期がやってきます。季節の移り変わりとともに、時が進む早さに驚かされますよね。小さい頃、雨が降ると外で遊んだり、水たまりを跳ねながら遊んだりして、親の心配も気にせず楽しい時間を過ごしたものです。懐かしい思い出ですね。 そんな梅雨の季節が来ると、ふと「あの頃の自分」が思い出されますが、同時に「雨の日」というのは、普段の生活でもちょっとした「忘れ物」や「不安」が増える時期でもあります。 例えば、皆さんは学校や仕事の行き帰りで、傘を忘れたことはありませんか? 雨の日は、建物や乗り物の中では雨に濡れることがないので、つい傘を持っていないことに気づかないことがありますよね。「あ、忘れた!」と気づいても、電車やバスに乗ってしまった後だと、どこで降りるか、どうするか迷ってしまうものです。 でも、ちょっとした確認で、そんな最悪な状況を防ぐことができるかもしれません。学校や職場を出る前に、バスや電車を降りる前の「たった5秒の確認」で、雨の日の不安をなくすことができるのです。 「確認」ひとつで大きな違い 雨の日に傘を忘れた場合、その後の行動が重要です。降りる駅や降りるバス停に着く前に、**「もう一度、傘を持ったか確認する」**というたった数秒のチェックで、大きな違いが生まれます。特に雨の日は、急に降りだすことも多いため、その「5秒」で傘を持っているかどうかを確かめることができれば、急いで買いに行く必要もなく、時間も無駄にすることなくスムーズに帰宅できます。 また、傘を忘れたことに気づかずに外に出てしまうと、雨に濡れて風邪をひいてしまうリスクもあります。それを防ぐためにも、ちょっとした「確認」の習慣が大切です。学校や職場を出る前に、ほんの一瞬だけ「雨に濡れずに帰れるか?」を確認することが、日常生活の中での小さな安全対策になるんです。 イベントでも確認は大事! 雨の日だけでなく、特にイベントや大規模な行事では、ちょっとした「確認」が大きな違いを生みます。例えば、屋外イベントやスポーツイベントでは、急な天候の変化や予期しない事故が起こることがあります。そんな時こそ、入念な「確認」を行い、全員が安心して楽しめるようにすることが必要です。 イベントメディックでは、そうしたシチュエーションにおいて、参加者一人ひとりの安全を守るために万全の準備を整えています。天候や環境が不安定な状況でも、「傷病者の不安を取り除くために」、プロフェッショナルとしてサポートを提供することが私たちの役目です。 そして、もしも怪我や体調不良のある参加者がいた場合、私たちはすぐに適切な対応を行い、その後、帰宅する頃には晴れ渡った空のように、気持ちが晴れやかになって笑顔で帰宅できるようにお手伝いします。少しの不安や恐怖を和らげ、みんなが安心して帰れるようにサポートすることこそが、私たちの使命です。 雨の日の「安心感」を届けるために 梅雨の季節のように、雨が降ると空気が重く感じることもあります。しかし、その中にも必ず「虹」が存在します。私たちの役目は、まさにその「虹」のように、参加者や関わる人々の不安を取り除き、心の中に晴れやかな気持ちを届けることです。 どんなに小さなことでも、「確認」や「準備」を怠らずに行うことが、事故やトラブルを未然に防ぐカギになります。イベントメディックでは、天候に関わらず、万全の体制で参加者一人ひとりの安全を守り、安心して楽しんでもらえるように全力を尽くしています。 雨上がりのような晴れやかな気持ちで帰るために 「雨の日」と聞くと、どうしても憂鬱な気持ちになることもあるかもしれません。しかし、雨が上がった後には、必ず澄んだ青空が広がり、心もすっきりしますよね。私たちイベントメディックの願いは、もし誰かが怪我をしたり、体調が悪くなったりした場合でも、最終的には晴れやかな気持ちで帰宅できることです。 そのためには、日々の小さな準備と、何よりも「確認」の大切さを忘れずに行動することが大切です。私たちは、どんな時でも皆さんの安全を最優先に考え、心からサポートしていきます。だからこそ、イベントや日常の中で、みんなが「安心」できる環境を作り、明日を迎える準備を整えていきたいと思っています。 雨が降るときも、晴れる日が来ることを信じて。 みんなが安心して楽しめる環境を作るために、私たちは今日も待機し、準備を整えているのです。

助けたい。の向こう側

救護スタッフがいるから安心?それだけでは足りません。 もし、あなたが「救護スタッフが近くにいるから、大丈夫」と思っているのなら、少し立ち止まって考えてみてください。確かに、救護スタッフが迅速に対応できることは重要です。しかし、それだけでは全ての命を救うことはできません。 傷病者を発見したその瞬間から、救護活動は始まります。あなたが目の前で見かけた、倒れている人、息が荒い人、けがをして動けない人。すぐに救護スタッフが駆けつけてくれるかもしれませんが、それは必ずしもすぐに来るとは限りません。現場に救護スタッフが到着するまで、時として数分間かかることもあります。その数分間が命を分ける重要な時間となるのです。 数分が命を左右することを、忘れないでください。 私たちが目の前で遭遇する状況は、予測できないものばかりです。心肺停止や重大なけがを負っている場合、その場で迅速に行動することが必要です。もし救護スタッフが目の前にいなければ、あなたがその命を救うために最初に動き出す人物になるのです。その時、心肺蘇生(CPR)やAEDを使うことが命をつなぐ手段となります。もしその時間を無駄にしてしまったなら、救命の可能性が大きく減少することもあります。 そのため、私たちの団体は「救護スタッフが来るまで待つ」ではなく、「あなたができる最初の対応が命を救う」という意識を広める活動をしています。救急車が到着するまでの数分間、適切な処置を施すことができれば、傷病者の生存率は格段に向上します。この最初の数分が、あなたの手のひらにかかっているということを、改めて認識してほしいのです。 助けたい気持ち、守りたい命。 私たちは、日々の生活の中で「助けたい」「守りたい」という強い気持ちを持っています。誰しもが、他人の命を守るためにできることがあれば力を尽くしたいと思っています。けれども、その気持ちがあっても、実際に行動に移せるかどうかは、また別の問題です。何かあったとき、どうすれば良いのか、何をしたらいいのか、迷っているうちに時間だけが過ぎてしまうことがあります。 でも、あなたの行動はとてもシンプルです。もし目の前で人が倒れていたら、まずはその人に近づき、呼吸があるか確認します。次に、周囲に助けを求め、必要ならば119番に通報します。そして、必要に応じて心肺蘇生を行い、AEDを使用する。この一連の動作が、あなたが命を救うためにできる最初のステップです。あなたが立ち上がり、行動に移すことで、傷病者の命の可能性は大きく広がります。 命を守りたいという気持ちがあなたの中にあるなら、その気持ちを行動に変えてください。それが、最も大切なことなのです。 救護活動へのご理解とご協力をお願いします。 私たちの団体は、初動対応力の向上に積極的に取り組んでいます。定期的に研修を行い、常に最新の知識と技術を習得しています。しかし、どんなに準備をしていても、現場に駆けつける時間には限りがあります。傷病者が目の前に倒れている時、最も必要なのはあなたの迅速な対応です。 そして、これらの活動は単に「できること」を広めるだけではなく、適切な行動ができるようサポートすることも大切だと考えています。私たちは、あなたが自信を持って行動できるよう、しっかりと支援します。そのために、地域社会全体で連携し、助け合いながら命を守る体制を作っていきたいと考えています。 皆様へのお願い 私たち救護スタッフは、傷病者の命を守るために常に準備をしています。そのため、私たちの手が止まるような行動は避けていただきたいのです。迷子や落し物、道案内などは運営スタッフが担当していますので、これらに関しては、どうぞ運営スタッフにお声がけください。 また、救護活動中の写真や動画撮影、SNSへの投稿は固くお断りします。傷病者が命を守るための治療を受けている現場を撮影し、公開することは、プライバシーの侵害であり、何よりも救命活動に集中できなくなってしまう原因となります。そのため、必要以上に撮影を行わず、救護スタッフや医療従事者の指示に従って行動していただけますようお願い申し上げます。 命を救うための第一歩は、あなたの手の中にあります。助けたい気持ちを行動に変えてください。そして、地域全体で支え合いながら、命を守る活動に協力してください。あなたのひとつの行動が、誰かの命を守る大きな力になるのです。

救護活動を実施しました。

イベント名:2025年度わんぱく相撲浜松場所団体活動内容:救護

不安と喜び

新人教育における「プレッシャー」と「成長」 〜育児に例えたスタッフ教育〜 突然ですが、みなさんは無意識のうちに、相手に「プレッシャー」をかけていませんか?一瞬「えっ?」と感じるかもしれませんが、少し立ち止まって考えてみてください。 例えば、梅雨の時期に入り、熱中症が心配な季節となる頃。新卒のスタッフも、日々少しずつできる仕事が増えてきたころです。そんな時、上司として「あなたのことを思って言っているんだよ」とか「あなたならできると思う」と言った言葉、使っていませんか? これらの言葉には、もちろん期待や応援、励ましの気持ちが込められています。ですが、受け取る側が感じることは必ずしも同じではありません。「私は本当にできるのだろうか?」 と、逆にプレッシャーを感じてしまう場合もあります。プレッシャーやストレスを感じるのは、必ずしも悪いことではありませんが、適切に管理されないと逆効果になることもあります。 スタッフ教育の現場では、言葉一つで成長を促したり、逆にストレスを与えてしまったりすることがあります。特に新卒スタッフは、まだ自信を持てる部分が少ないため、言葉の受け取り方が非常にデリケートです。 「プレッシャー」とは? 少し育児に例えて考えてみましょう。子どもを育てる過程では、たくさんの期待や希望をかけながらも、同時に無意識にプレッシャーをかけてしまうことがあります。たとえば、「早く歩きなさい」「もうおむつ外せるでしょ?」といった言葉が、本人にとってはプレッシャーに感じられることがあります。それは親の期待や愛情から来るもので、決して悪気があるわけではありません。 しかし、子どもはその時期にできることを少しずつ学んで成長していきます。「できるようになる時期」は一人ひとり違い、そのペースを尊重し、焦らず見守ることが大切です。大人の期待や急かしがプレッシャーとなり、逆に成長を妨げてしまうこともあるのです。 スタッフ教育にも通じる「焦らない成長」 新卒スタッフも同じです。最初はできなかったことが、少しずつできるようになってきて、ようやく自信が持てるようになります。しかし、この時期に「あなたならできると思うよ」といった言葉が過度のプレッシャーに変わることがあります。できるようになるペースは人それぞれで、急かされることなく、自分のペースで進んでいくことが大切です。 育児においても、子どもの成長は一歩一歩。急かすのではなく、その成長を温かく見守ることが親としてのサポートです。同じように、新卒スタッフへの教育も、少しずつの成長を見守り、成果を一緒に喜ぶことが重要です。 例えば、「もうちょっと早くできるようにならないかな?」と焦る気持ちがあったとしても、まずは今できていることをしっかりと評価し、「できるようになったこと」を一緒に振り返り、励ますことが大切です。それがスタッフの自信に繋がり、次のステップに進むための原動力になります。 フィードバックの重要性 育児において、子どもに必要なものは愛情と適切なフィードバックです。できなかったことを叱るのではなく、できたことを褒めて、次に進むためのサポートをすることが重要です。同じように、スタッフ教育でもフィードバックの方法が重要です。 フィードバックは、単に「良かった」「悪かった」と言うのではなく、「良かったところ」を伝えた後に、改善点や直してほしい点を伝える方法が有効です。この方法なら、スタッフも前向きに受け止めやすくなります。 たとえば、「今日の報告は素晴らしかった! 次回はもう少し情報を整理して伝えると、さらに良くなるよ。」といった形で、ポジティブなフィードバックをしつつ改善点を伝えることで、スタッフはストレスを感じず、次に活かせる行動に繋がります。 できない自分を責めないで 「自分は何もできない」と感じてしまうことは、誰にでもあります。特に、新しい環境に飛び込んだばかりの新卒スタッフにとっては、できないことが多くて当たり前です。しかし、できない自分を責めるのではなく、できるようになったことに目を向けることが重要です。 育児においても、子どもが一つ一つ成長していく姿を見守る親の気持ちに似ています。子どもが歩けるようになったり、言葉を覚えたりする過程で、「できなかったこと」が「できるようになる」喜びがあります。同じように、新卒スタッフも最初はできなかった業務を少しずつできるようになり、その成長を振り返った時に、自分自身の成長を実感できる瞬間があります。 たとえば、「できることが増えている」と気づくことが、その後の自信に繋がります。「自分にはまだまだできないことがたくさんある」と思っているかもしれませんが、毎日の努力の中で必ず成長しているはずです。その成長を見逃さず、認めることが重要です。 お疲れ様、時には休憩を 育児も仕事も、時には休憩が必要です。特に新卒スタッフが業務に慣れてきた時期には、少し無理をしてしまうこともあります。忙しい毎日で、つい頑張りすぎてしまうことがあるかもしれませんが、時には「お疲れ様」と言って、しっかりと休憩を取ることも大切です。 育児でも同じことが言えます。親も疲れてしまうことがあるように、スタッフもまた、休息とリフレッシュの時間が必要です。無理をせず、心と体のバランスを取ることが、結果として仕事や育児に良い影響を与えます。 まとめ 新卒スタッフの教育においても、育児と同じように、一歩一歩の成長を見守り、できることを認め、焦らずサポートすることが大切です。「プレッシャーをかける言葉」ではなく、「成長を支える言葉」でお互いがストレスを軽減できるように心がけましょう。 できない自分を責めるのではなく、できるようになったことに目を向け、少しずつ前に進んでいくことが、成長の鍵です。そして、時には休憩を取りながら、無理せず歩んでいくことが、長い目で見て大きな成果に繋がります。 新人スタッフの皆さん、そしてその指導者として関わる皆さん、お疲れ様です。一緒に成長しながら、少しずつ前に進んでいきましょう。

教えると、伝える。の難しさ

新人教育における「普通」とは? 〜新卒スタッフへの教育で大切にしたいこと〜 新緑の季節、日々の気温差に迷いながらも、少しずつ春の心地よさを感じる時期になりました。寒暖差に悩みながらも新しい季節を楽しむこの時期に、ふと「普通とは何だろう?」と考えることがあります。 突然ですが、皆さんにとって「普通」とは何ですか? この質問に対して、もしかしたら「そんなの当たり前だよ」とか、「それは普通のことでしょ」と思うかもしれませんが、ちょっと立ち止まって考えてみてください。なぜ、私たちは「普通」や「当たり前」という言葉を使うのでしょうか?それは、自分の基準や経験に基づいて、その言葉を使っているからです。 「普通」とは誰かの基準でしかない 私たちが日々使う言葉や行動には、自分の生活や経験が深く影響しています。例えば、ある職場では「これが普通」とされている仕事の進め方が、別の職場では「普通ではない」と感じられることもあります。私たちが当たり前と思っていることが、他の人にとってはそうではないことが多いのです。 これは、特に新人スタッフの教育において非常に重要なポイントです。新卒のスタッフが入社して、最初に直面する壁は「普通」や「当たり前」が自分と他人で異なることです。このギャップに気づくことが、成長への第一歩となります。 例1:数学の基本 例えば、算数で「-(マイナス)×-(マイナス)」が「+(プラス)」になると習うまで、私たちはその法則を知らなかったわけです。これは、私たちが当たり前に知っていることが、他の人には未知のことでもあるという良い例です。新卒スタッフにとって、「普通」という概念は、彼らがこれまで経験した世界の「基準」から始まります。 例2:職場での「普通」 各業界や企業の標準化された方法や文化、チームのやり方も、外の世界では「普通じゃない」かもしれません。例えば、ある企業では、細かいマニュアルや手順書に従って仕事を進めるのが「普通」ですが、別の企業では、柔軟に動くことを求められる場面が多いかもしれません。これも「普通」の違いです。 新人教育における「普通」の理解とそのギャップ 新卒スタッフが入社して最初に戸惑うのは、「普通の基準」が自分と周りの人で違うことです。だからこそ、私たちが新人に伝えるべきなのは、その違いを理解し、柔軟に対応できる力を育むことです。 1. 「普通」を共有する 新人教育の中で最初に大切なのは、「会社の普通」をしっかりと伝えることです。会社における「当たり前」をしっかりと理解してもらい、彼らが慣れ親しんだ外の世界とどのように違うのかを明確にすることが重要です。それには、単に業務フローやマニュアルを教えるだけでなく、なぜその方法が「普通」とされているのか、その背景や理由を説明することが大切です。 例えば、ある業務で「報告・連絡・相談」の3つのステップを踏むことが普通だとしても、それがどうして必要なのかを理解してもらわなければ、単なる「ルール」に過ぎません。その背景にある「チームで協力する意味」や「トラブルを未然に防ぐためのコミュニケーションの重要性」を伝えることで、より深く理解してもらえます。 2. 言葉の選び方 「普通に考えれば分かるでしょ?」という言葉をつい使ってしまうことがありますが、この言葉が新人にとっては大きな壁になることがあります。特に、新卒や経験の浅いスタッフにとっては、「普通」の基準がまだしっかりと定まっていないことが多いからです。彼らにとっては、新しい情報や環境が多すぎて、何が「普通」なのかをすぐに理解することは難しいのです。 そのため、具体的な説明や例を交えて伝えることが重要です。例えば、「普通に考えれば分かるよね」と言ってしまいがちな場面でも、なぜそれが「普通」なのか、具体的な背景や理由をしっかりと伝えることで、より深い理解が得られます。 3. 新人の「普通」を受け入れる 新人が抱える課題や疑問は、私たちが考える「普通」に当てはまらないことがあります。しかし、それは決して「間違い」ではありません。彼らが持っている「普通」を受け入れ、その違いを尊重することが、新人教育において最も大切な部分です。 例えば、学生時代に使っていた言葉遣いや仕事の進め方、考え方には、まだ社会人としての「普通」が十分に染みついていないことが多いです。それを注意する前に、まずはその考え方や行動の背後にある理由を理解し、適切にフィードバックをすることが、新人教育の第一歩です。 4. 「普通」を育むプロセス 新卒スタッフにとって最も大切なのは、単に「普通」を教えることではなく、その「普通」がどのように生まれ、どのように活かされているかを理解させることです。業務の進行やチームワークの中で自然にその「普通」が身についていくプロセスを大切にし、彼らが自ら「普通」を理解し、実践できるようにサポートしていきましょう。 「普通」を教えることは、新しい未来を作ること 新人教育は、単に業務を教えるだけではありません。「普通」を共有し、理解し、体現することによって、彼らは新しい価値観や視点を身につけて成長します。このプロセスこそが、組織の中で新しい風を吹き込み、未来を作り上げるための礎となるのです。 新卒スタッフへの教育は、その後の成長やキャリア形成に大きな影響を与えます。「普通」にとらわれず、柔軟に視野を広げ、相手の立場に立った教育を行うことが、スタッフ一人ひとりの成長を促し、組織の発展にも繋がります。 これからの時代、「普通」を超えて、もっと自由で多様な考え方が求められる時代です。新卒スタッフにとって、この「普通」の基準を理解し、適切に活用できる力を育むことが、私たちの大きな使命であり役割なのだと思います。 新年度が始まり、新卒スタッフとの関わりも深まってきた今、彼らと共に成長し、新しい「普通」を作り上げるための教育を行っていきましょう。それが、私たちの未来をより豊かにし、強くするための第一歩となります。

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